テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

迫る!決戦のとき!

今日はいい天気だったので昨日買った日傘が役に立った。
「女子力高いですねー」って言われたけどそんなんではなく、純粋に体が弱いので日光にエネルギーを削がれたくない。あと、自分を大事にするのは女子の特権ではないので。ぼくは女子力という言葉が嫌いである。


今日は照明がついての段取り稽古。
一昨日ミスったところがきっちり出来たので失われかけた自信をしっかり回復した。
映画研究部から演技をスタートした身としては、本番二日前にならないと照明が完全な状態にならないのは慣れない。テイクごとに照明を決めて撮影するものだったから、本番ギリギリになって新しい要素が増えると脳がびっくりしている気がする。
まぁ文句を言ってもしゃあない。
楽屋の雰囲気もややピリついたり、無駄にテンション高いのがいたり、ああー本番前だなーと思った。
今回は楽屋が広いのでストレスがあまりたまらない。人口密度大事ほんま。

今日は薬を飲み忘れて段取り稽古中に頭痛くなった。女の子に頭痛薬というか生理痛薬をもらった。
生理痛薬でも普通に効いた。

舞台の本番なんてオマケなような気がする。
稽古で色々試したり探したりする過程にこそ醍醐味が詰まっていて、一応のケリとして本番があるだけのように思う。稽古は本番のように、本番は稽古のようにやりたい。本番だけ気合入ってるやつを見ると滑稽だなと思ってしまう。情熱は冷めやすいが、平熱は不動である。僕は平熱を高めて人々を焼き殺したい。平常心こそパフォーマンスに相応しいと思う。
とはいえ、なんらかの熱がこもってしまうのだけど。

明日はゲネである。
怪我なく終われるといい。
まだ今回の稽古では泣いてない。この2年で出た舞台は二つとも稽古中に泣いて悔しかったが、今回は逞しくなったのか、目が据わってるからなのか
反骨心のおかげか、泣かずにすんでいる。

終わりたくないなーと思えるのでいい時間だと思う。
あと5日。おろそかには味わい尽くさぬぞ。