テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

おめぇも見ぃや『孤狼の血』をよぉ

孤狼の血みて血ぃ騒いだけん書くわ。
ネタバレが怖いぃ?なに寝言ぬかしょんならぁ
んなもんクソの役にも立つかぃ!
わしゃあ書きてぇけぇ書きよるんよ
あんたも読みたかったら読みんさい。
読む前に映画見た方がええ思うけどねぇ。


ほんまやばくない?孤狼の血
公開日に見に行った甲斐があった。
仁義なき戦い』とか『県警対組織暴力』は歴史上の名作として、見るべき伝説として見たけども、『孤狼の血』はおれたちの世代の、今まさに生まれ落ちた、湯気もうもうの、東映△マークのブランドに相応しいぎらついた怪傑な映画じゃった。
昭和63年の呉原いう架空の街を舞台にしとるけん、三井のリパークが見切れとったりタバコの自販機がぎょうさんあったり、缶ビールのプルタブが旧式だったり、パラレルワールドなんよ、あれは。
この世界の片隅に』の灰ヶ峰が映るんも嬉しいよね。
僕、いやワシは尾道の生まれじゃけんあんま呉の土地勘はなぁんじゃけど、ほんでもなんかわからん、なつかしい気分になるわけよ。
広島弁の使い方がすごくうもうてね、役所広司はもうおるおる、こういうおっさんいう感じの雑さとだる絡みがよくて、松坂桃李は基本標準語なんじゃけどちょいちょい出てくる広島弁がね、ええんよ。
たいぎぃのーとか言うてくれたらそりゃあ萌えるよね。
そして極めつけは阿部純子さん。調べたら一個上のお姉さんやったけど色気というか、なんか妙にグッとくる感じがエロくて、その、あの、結婚しよ!ってなった。求婚した映画のヒロインは『ブレードランナー2049』のジョイ、『浮草』の若尾文子以来三人目。ほんまかわいい。広島弁の懐っこい感じとかが上手くて、『この世界の片隅に』ののんちゃんには感じなかった、劣情っていうの?辛抱たまらん、たまらんわー!いう下品な気持ちになりました。

お話としてはよくある警察とヤクザの抗争ものややミステリー仕立てなわけですが、『アウトレイジ』と違うのは(え、この人がヤクザ役?意外!)って驚きのキャスティングよりも、普段からかっこええんじゃけんそりゃいかついスーツで煙草ふかしたらそりゃあ男前じゃろねぇいう感じ。江口洋介竹野内豊音尾琢真の男前度がマジぱない。中村倫也も一瞬だれかわからんくらいギラついててえかった。
竹野内豊がハットとサングラスで大友リスペクト、石橋蓮司がもろ山守の親分で笑った。

グロさと暴力はしっかりしとったけど、エロがやや足りんなーとは思った。思ったけどもう2018年じゃけん、女の人を道具みたいに描くんは古い思たんかねぇ。真木よう子が目力強くてよかった。梶芽衣子っぽさあった。
ほんでも明らかにフェラさせたよね?ってとことかソープで乳揉むとことか、雨の中松坂桃李阿部純子さんの家に行ってなんか照明の感じとか色っぽいとことかあり、僕は1人で手ぬぐいを口にあてて息を荒らげていました。なんかもう、好き。

見終わったら普段節約しとったのに、昂りすぎてやたらお菓子とかアイスとか買ってバクバク食うとる。カロリーがすごかったけん。オタクは尊さで死にそうになるんよ。

明日も稽古あるけん、この昂奮を役に立てたい思うわ。
なんか読みにくかったかもしれんけど許してつかぁさいや。
ほんまおもろくてわしは今しあわせよ。