テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

とうに夜半をすぎて

読者の皆さん、あけましておめでとうございます
本年もよろしくお願いいたします。


本当は去年のうちに去年のことをあれやこれや振り返るべしだったのですが、思い返すにはあまりに起伏のない、泥濘に足をとられてズブズブとした年でしたので振り返るのが四月あたりから既に辛くなり(逆に言うと1月2月3月は僕の人生の中でも屈指によく出来てた)、FacebookTwitterでも毎年なにかしらやってたのにやらずに年を越しました。

先日どうにか帰省をしたところ今までにないくらい家族が心配してくれ、かつ不安の色を顔にべったりくっつけておりますので、例年は実家に帰る度にイライラさせられたり跳ねっ返りみたいなくさくさした気分で実家をあとにすることが恒例だったのですが、いまのところ嫌な思いをしておりません。
しいていえばホコリにやられてくしゃみが止まらず(以前実家アレルギーと揶揄したところ次の帰省から空気清浄機がおかれるようになったことがありました)、寒さにやられたのか気が緩んだのか風邪をひきました。

今日は(タイトルにもある通り大晦日のことです)4時まで目が覚めず、起きてからBSでやってた用心棒をみて興奮しました。先日三船敏郎の評伝を読んだせいかこのタイミングで用心棒がやってる天佑にのっかりチャンネルを合わせたところ、構図がバッキバキに決まってることに気づいてとても感動しました。四年前に初めて見た時よりも面白かったです。今年は黒澤明作品を見てみるのもありかなーと思います。

紅白は例年実況しながら楽しく見るのですが、気分が乗らずあまり集中して見られませんでした。有村架純さんのデコルテが異様に美しくてナウシカみたいだなと思いました。Perfumeは今年もすごすぎて何をやってるのか分かりませんでしたが、楽しそうだったのでなによりです。

風邪をひいたせいか頭がぼーっとするわりに、なんだか無性に新年の挨拶LINEをしたくなり、まずは研修科の同期を手始めに高校の友達や大学の友達、はては研修科のファンの方にまで日頃の感謝と年始のご挨拶をいたしました。
極めつけは昨年降板して迷惑をかけた発表会の演出家さんにもメールを出してしまい、おっかなびっくりではありつつも新年という日付に背中を押され、体育祭の後にノリと勢いで告白する高校生のような気持ちで送信ボタンを押しました。
送ったLINEにどれだけ既読がつくのか、また返事があるのかはあまり期待しておらず、お叱りを受けたり無視されるのかもと思いつつひとまず満足しました。

今年は年男なので、年男の逆襲とか景気のいいことを劈頭の矜持としてご披露したいところではございますが、いかんせん体調は戻らず更に風邪をひいたのでそういった気合の入るイベントは回避したいところです。
しいていうならばさっきいろんな人に挨拶したのは、去年の不義理のわだかまりをどうにかredemptionしたいと無意識のうちに望んだところがあったように見受けられます。他人事のように書いておりますがそんな気がします。


いつもと文体が違いますが、これもまた楽しんで読んでいただければ幸いです。
むろん誰も読んでいなくとも書くのが当ブログのモットーですので、映画や日々のことを発散すべく更新してまいります。

ではでは。