テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

胃腸たちの挽歌

なにか書きたくなるのはいつだって眠れないまま迎えた朝だったりする。

最近銭湯に行くのが楽しい。
ゆうてまだ2回しかいってないけど。
この前サウナに入る楽しみを知った。
子どもの頃は我慢大会程度にしか感じられなかった空間で、心地よさを知れるとは大人になってみるものである。
体をよく拭いて入るとじわじわ汗ばんできて顔の毛穴が開いていくのがわかる。
今回は体を洗ったあとお風呂で温もる前にサウナにいってみたのでより体の温もりがわかった。
サウナのサウナによる温もり。
5分くらいで出て汗を流す。適当に足湯する。
また体をよく拭いてサウナに入るとさっきよりも汗の出が早いし、さらさらしていて内心笑う。
栓というか腺が開いた感じ。

露天のお風呂に入って外気の冷たさとお湯のぬくさにサンドされてたら背中に柄のあるおじさんが入ってきて平静を装いながらびっくりする。
眼鏡がないのでよく見えないけど目を凝らすと目つきが悪くなるので出来ない。ガラがあることはわかったけど何が彫られてんのかはわかんなかった。
銭湯でそういうガラつきの個体に出会うことが初めてだったので地味に感動した。
ガラが入ってる人の思想信条による排斥感情は別にないけど、身体に疵をつけて色素を沈着させる人の体表面の細菌について昔聞いたことがあって衛生的にいいのだろうかという気持ちがあった。

あと人の裸ってあんまり美しくないなーと更衣室でメガネをしてるときに思う。
映画とかで出てくる裸体は男も女も均整がとれてて彫刻みたいだけどそこらのおっさんの裸なんて見れたもんではなく、翻って自分はどうなのかと鏡に目を向けると細いなーという気持ちになる。

サウナに入った日は疲れなのか夜のうちにすっと寝付けたのが個人的にはとても嬉しかった。
近いうちにまた行きたい。


最近ごはんをあまり食べられないから元気じゃない、というのがデフォルトなのだが日によってはごはんを食べる、食べるが吐く、なにも食べない、なにか食べなきゃと思い口に入れる、吐かずにすむなどバリエーションがある。
今日は食べても食べても満腹感がなく、苦しいと思うまで食べてないと不安になるという厄介な日だった。吐くには吐いたが出た量より入れた量の方が多いので勝ち。
空腹感がないので食べる気にならない日がほとんどで、義務感使命感でなにかを食べている。
今日に関しては満腹感(満足感といってもいい)がほんとになくて胃が痛いという段階になってようやく止めるかという気分になったが、それでも不安は拭えず口に入れ腹に入れ、苦しみのポイントを貯めながら夜を過ごした。今日買った焼き芋が今シーズンベストの出来で、蜜を纏ってる上にめちゃくちゃしっとり弩級サイズの子で嬉しかった。嬉しかったのもあって口に運んだがおいしいから食べるという感じはあまりなかった。
この前白い便がでて結構ビビったのだが胆汁の分泌が足りないとなるらしい。いきなり汚い話になってごめんよ。
消化器官全般の調子が上がってない中胃に物を詰める作業はデフレスパイラルなのかもしれないけども、いまここにある不安を逃すにはより強い刺激入力が必要だったりする。胃を休ませた方がいいのか、でも休むとすぐ小さくなってなにもいらなくなるしなーと困ったりしている。

今日から稽古が始まるのでぼくはせっせと見学にいく。まずは今、寝たい。
もしかしたら稽古に行けるようになるのでは、と思っていた半月前の僕よ、やはり今は見学でよかったと思うよ。
何も食べれず食べれば必ず吐いてた9月の頃よりはマシになってきたかもしれんが、まだ安らぎはないので治ったとは思わない。

そんな感じです。
ほいじゃおやすみなさい。