テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

2017-08-24のものぐさ太郎放浪記

今日も晴れ。さすが晴れの国。

昨晩改めてキングコング髑髏島の巨神をみたが、面白かった。前に見た時は花粉症で目が痒くて集中出来なかったが、深夜に友達のうちでお菓子を食べながら見るにはちょうどよいハチャメチャっぷりだった。細かいことを考えながら見る映画ではない。
10時半に後輩を見送った。
東京でも岡山でも僕は見送られるんですね、と後輩に言わせてしまった。
座椅子の寝心地が寝足りなさを誘発したのでベッドを借りて寝直したら3時になった。
本当にやることがいつもと変わってない。だらだらTwitterを眺めては起きたくねーと思っていた。

諦めてシャワーを借りて鍵を閉めて出かける。
相変わらず殺人的な暑さだった。
アイスを食べながらチャリを漕ぐ。
せっかくだしと思ってよくいってたトンカツ屋さんにいってみた。鶏から丼の小を頼む。それでもお腹を壊した。せっかくだしもクソもない。マンガがたくさん置いてあるお店なので連載を途中で追えなくなったBLEACHを読んだ。小5から集めはじめたマンガが終わる瞬間を今更味わった。僕のかっこつける性癖に少なくない影響を与えたマンガも終わっていくのだ。
7時半に倉敷で待ち合わせだったので慌ててチャリを漕いで駅に向かった。
久々に乗る山陽本線は横に広くて縦が狭いなーと思った。東日本の車両に乗り慣れたせいかボックス席が無駄に思える。いや座れたら嬉しいけど。
倉敷は思ったよりも遠かった。

駅前のアリオに10分遅れでたどり着く。
ごはんなに食べるー?と言われたが調子が悪いからやめとくという情けない答えを返す。彼女とは一年前大阪でPerfumeのライブに行き、「たくさん食べれるようになったんじゃねー」と行ってもらえた嬉しい思い出があるが(去年一番嬉しかったことでもある)、一年経ってまた虚弱なべっぴーで会ってしまった。ごはん食べる約束なのにそれをフイにしても許してくれるのでありがとうである。
コーヒーを飲みながらおしゃべりした。
仕事の話とかノロケを聞いた。たまに長電話する割に話題が無くならないので楽しい。卒業式ぶりに実物に会ったがやはり人と会うというのは楽しい。

そういえば倉敷駅は新しくなっていた。
ガラガラの山陽本線で岡山に戻る。
相変わらず熱帯夜の中をチャリで進んでいく。
生意気にもこの街は僕にはもう狭いのかもしれんなーと思った。チャリで15分漕ぐ間に楽しいことも悲しいこともこびりついてるなーと思った。どんなにお気に入りの服でも入らなくなったら着れないのに似ている。岡山にいる頃は東京に遊びに行って戻ってくる時すごく安らいだものだが、もうその感慨もなく慌ただしく装いを変える街に戸惑っている。広島の実家すらも帰るたびに他人の家にお邪魔している錯覚に陥る。結局自分のお布団にしか帰る場所を見いだせてないってことなのだろうか。
いちいちしょうもないことを考えてしまうので夏の夜はきらいだ。
体の成長は止まったはずなのに、着られなくなる服なんてあるのだろうか。
僕は東京という街の広さを味わい尽くせるといい。