テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

2017-08-19の新宿は豪雨

今日は曇り、のち激烈な雷雨。

昨日の夜30分だけ台本と格闘した。
発音とかをやった。呪文だ。今度の作品は多言語がそのまま出てくるので僕はブルガリア語をほにゃほにゃやっている。
たった30分だけど頭パーンなりかけたが、それでもここ数日の不安が拭い去られてチョロイな俺、と思った。
頭が回転を始めたところで寝ようとしたせいで1時間くらい寝られなかったが、気づいたら寝ていた。

ちゃんと七時台に起きたので遅刻もせず、ほっとする。稽古場に行くのもイヤじゃない。ちょっと予習したくらいでいい気なもんである。甘酒を電車で飲んだら冷やしすぎたのかお腹がゴロゴロしたので腹巻をたくしあげた。

今日は読み合わせの続き。
ブルガリア語もあればロシア語もある。ロシア語を読む人たちのたどたどしさに思わずみんな笑っていたが、笑ってられるのも今のうちだなと思った。ただでさえ稽古は大変なのにその上外国語とはこれいかに。
最後まで到達した。チームはまだ未定。
思ったより日本語を訛ってしまった。力みが原因と思う。
ゆーこさんは今日もパワフルだった。明確なビジョンがあり、牽引力がすごいのですごい。
とりあえず居残って発音練習をした。家だとやらないので。ちょっとずつ唱えられるようになってきた。次は28に稽古があるので、「しゃべれるように」というお達しがあった。ひょえー。

稽古後この前のバイト代を貰いに行った。
7日は13時から18時まで、8日は10時から21時まで拘束。8,640円。
疲労感と苦痛とは釣り合わず、技術を学べた、とか本来は本番終わった次の日で一銭にもならないはずの、ゆっくりするだけの日があくせく働かせていただけたお陰でお金に変わった、とかそういう労働者側の忖度によって補填される部分が多い。
人もお金もないから僕らを使うんだろうが、よし、次も手伝おう!みたいなモチベを足蹴にする感じで素晴らしい。貧乏貧乏みんな貧乏。エンターテインメントも舞台芸術も瀕死らしい。

ムシャクシャしたのと、銭が転がってきたのと見たかった映画の封切り日だったので新宿にHiGH&LOW The MOVIE2 END OF SKYを見に行くことにした。こちとら江戸っ子なんでぃ。
新宿につくとバリバリバリと凄まじい雷と豪雨だった。新宿は豪雨、にリアルに遭遇したのに事変のことを考えもせず足早にピカデリーまで歩いていた。
公開日だけあって前から二列目しか取れなかった。いかにもEXILE好きそうな女子の集団といかついお兄さんしかいない中でメガネの僕は固唾を飲んでスクリーンを見上げていた。
前作の時にドラマも見ずにいきなり見たがアクションに度肝を抜かれ、果たして今回もアクションてんこ盛りで凄かった。やっぱり動ける人たちと最高のアクションチームとEXILEマネーは日本映画の希望だと思った。
前作の時に説明ゼリフと絶叫演技で進むドラマパートにモヤモヤしていたが、今回はだれる前に他のチームのドラマを始めるか、アクションが始まるので退屈しなかった。新キャラも魅力的でターミネーターとか悠久山安慈を邦画で見る機会があると思わず嬉しい限り。かといって既出キャラの見せ場もこれでもかと用意されており、琥珀さん九十九さん雨宮兄弟のパートはワイスピに最も近いレベルのハチャメチャ具合で最高だった。あとやっぱり村山はいいやつだなと思った。推しの劉とスモーキーはそんなに出てこなかったので11月の完結作に期待したい。少女漫画をキャスト入れ替えて実写化するか、コスプレまがいの少年マンガの実写化するか、流行ったアニメの実写化とか正直停滞気味の日本映画界に風穴を開けてくれる作品だと思う。アクション映画としても中学生が好きな世界観としても満点で、ほんとよい。EXILEはちょっと……っていう一年前の僕みたいな人にもオススメしたい。
映画館を出ると雨はやんでいた。

帰りにすたどんを食べようとしたら、味噌汁をこぼして危うく足を火傷するとこだった。ついてない。
TSUTAYAにもいってキルラキルとアメスパを借りた。
今日は稽古も楽しかったし、映画も面白かったし、ここ数日のひきこもりっぷりが嘘みたいに楽しかった。わーい。
やっぱり気鬱に効くのはお金ですよ、やっぱり。