テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

2017-08-17の活動と休憩

今日は曇り。蒸し蒸しした。

昨日の夜はなんだかんだビールを1缶飲んでしまった。
ちょっと拗ねたから飲もうと思っていたら、嬉しいことがあってそれでもやっぱり飲んでみたくなったので飲んだ。
お酒飲むとしんどくなるはずなのに、妙にぽーっとフワフワしてきてこれが飲酒の醍醐味という感がある。これなら毎日飲んでもいいと思った。
酒とかタバコとかで機嫌をとるのが大人の作法なのだろうか。毎晩ウィスキーを飲んで寝ていた時期があり、すがるようにウイスキーをついで適当に水道水を注ぎガッとやっていたが、あれはあまりおいしくなかった。それを続ける人生はいやだなぁ。

お酒を飲んだせいか、6時に目が覚めて、なかなか二度寝に入れなかったが二度寝した。変な夢が多くとても楽しかった。これも飲酒の効能だろうか。だとしたら飲酒ってすごいなーと思う。内容は忘れてしまったが、とりあえず楽しかった。四度寝くらいしたら12時過ぎだった。今日はG2と美術館にいく約束なので起きねばならぬ。体が重い。これは飲酒の影響だろう。運動神経がちゃんと接続されてない気分になる。
パンを2つ買って電車に乗った。
原宿駅は相変わらず駅舎と利用者数が釣り合っておらず、オシャレな人が多かった。ひと月ちょっとぶりにあうG2はネイプといううなじのピアスがついており、電脳化されているみたいだった。それ痛くないの?とか静電気とか熱とか大丈夫なの?と素朴な疑問をぶつけてしまった。
まず一つ目は太田美術館で月岡芳年の妖怪を見た。
高校生の時になんでも鑑定団でみて、なんかキャッチーな浮世絵を書く人だなーと思ってずっと興味があった芳年曾我蕭白河鍋暁斎と好きだった絵師の展覧会に大学に入ってから行けたのでここにきて芳年が見られて嬉しい。風とか雨の表現で画面全体に斜線が入るダイナミズムが好きだった。あと縦長の構図とかがキマってる。逆さ吊りにされた半裸の妊婦の絵が着物の赤色もあってエキセントリックで好きだった。絵はがきは欲しいのがなくて買わなかった。
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次は新宿の東郷青児記念美術館で吉田博を見る。ビルの42階にある美術館で、森美術館以外にもそんな立地のがあるんだなーと地味に驚く。
吉田博の絵はどこかで見たことある懐かしさがあり、ホイッスラーみたいなヨーロッパの山々の雄大さとか平山郁夫っぽいグローバリズムがよかった。23歳で渡米して自分の絵を売って生計を立てたとか、日本では黒田清輝を向こうに回してやりあったとか破天荒エピソードがすごい。黒田清輝の方が有名だからすごいと安直な権威主義にひっかかってたが、吉田博の方が欺瞞がないというか、火の玉みたいでよい。すごく最近の人っぽくもあり、昔っぽくもあり、色遣いは新海誠のアニメの背景に似てる。それを木版画でやる気合がすごい。誘われるまでよく知らない人だったが、見られてよかった。
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待合室でG2とおしゃべりした。
切り絵は大変そうだった。いつものことである。
9月にも一緒に行きたい展覧会があったが、その頃は岡山にいるらしいので1人で行こう。
雨が降りそうだったので洗濯ものが心配というG2を見送って解散になった。
家に帰るとどっと疲れが出た。そんなにたくさん動いてないのに、蒸し暑さにやられたらしい。あと帰省のための夜行バスのチケットを買った。
なんだかお酒がまだ抜けてなくてぼーっとする。
マイケル・マンのヒートを見た。青野武VS津嘉山正種の吹替が濃い。パチーノVSデニーロなのに更に濃い。

今日は美術館にもいけてG2にも会えてよい1日だった。台本のことは明日やる。今日はぼーっとしたい。
いつもぼーっとしたいのかもしれない。
でも人生は短い。