テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

5月に見た映画ベスト3《映画館篇》

5月に見た映画ベスト3
《映画館篇》

ガーディアンズ・オブ・ギャラクシー リミックス (ジェームズ・ガン監督)

2014年の1作目からマーベル映画もクリス・プラットも大きく成長してきたけど、ここにきてとってもパーソナルな続編を作ったのがすごいと思う。明朗快活、チームものとしてのガーディアンズ・オブ・ギャラクシーが親子(擬似親子、擬似家族)の話になるとは。続編なのに、パーソナル。続編だから、パーソナル。
一作目の最強ミックスも好きで買ったし、大学の上映会のBGMに流してた思い出があるが、今作のサントラの方が好きな曲が多い。1作目以降『デッドプール』『スーサイド・スクワッド』とポップスを流すアメコミ映画が増えたけど、文脈の豊かさでは今作がダントツだと思う。

②メッセージ
ドゥニ・ヴィルヌーヴ監督)
新世代の巨匠的扱いの増えてきたドゥニさん。『プリズナーズ』も『ボーダーライン』も食わず嫌いしてるけどこれは素敵だった。
フォーカスの柔らかい感じとか女性主人公のとことかSFによくある男臭さがなかった。理系というより文系。体育会系というより文化系の映画。
これも宇宙とか時間とか壮大な観念がパーソナルなものによって把握されていくのが不思議だった。
インターステラー』で『君の名は。』ですね。
すこしふしぎ、のSF。
日常に闖入されていく、侵食されていくシーンというのはゾンビ映画とかでもゾクゾクさせてくれて好きなのだけど今作も静かにたしかに破られていく平穏が好きでした。
あと文系が活躍するSFってぱっと思いつかんからなんか嬉しかった。
この調子で『ブレードランナー2049』『DUNE』も楽しみです!

③は…該当作なし!
これだ!って感じのがなかったです。

《まとめ》
壮大なファンタジーとしてのSF、すこしふしぎとしてのSFもパーソナルなものにすることで地に足がつく。