テラノハ

言葉は涙だ。とベケットは言った。

2017-08-05はダブルヘッダー

今日は曇りのち晴れ。雨じゃないだけマシだったけどクソ暑かった。2日目。

昨日はテラフォーマーズを見終わった。
なんというか、うん。いつもの三池崇史だった。
瞬間最大風速は目を見張るものがあるけど、全体だとお、おうって感じだった。

今朝は早起きして洗濯したかったのだが、ぎりぎりまで寝てしまい出来ず。
今日も電車の人々は慌ただしそうだ。
曇りで蒸し暑くてイライラする。
集合写真を撮った。前回の家を出たの時にも映ったが、いや俺でてねーしという気持ちの方が大きかったので今日は心から笑えてよかった。
あっという間に開場。開演。
なんというか本番という実感がわかない。
力みや焦りや緊張もなくやる。緊張感はあったかな。寝てるお客さんが多かった。昨日のお客さんは優しかったなぁ。
鶏の骨むしゃぶるところが一番キレイに出来て、ちゃんと口に含むけど残りすぎず程よかった。
大学の先輩とか岡山からG2が来てくれたけど挨拶し損ねた。
やはり客出しで褒められないとデザート食べ損ねた気分になる。

終わってダメだし聞いて掃除したらあっちゅう間に開場、開演。お昼ごはん買いに行けなかったので差し入れのマフィンを食べた。しょっぱいものが食べたい。
二回目とはいえ疲れで馬力が落ちるとかもなかった。ただ足を抱えて倒れるところでガッツリ倒れてやや脳震盪気味になって疲れた。女の人が多い客席だった。
空いた時間に『村に火をつけ、白痴になれ』という伊藤野枝の評伝を読み終わったが、まだまだ興味が尽きないので瀬戸内寂聴の『美は乱調にあり』を読もうかなとか思った。調べたら宮本研の『美しきものの伝説』とか『ブルーストッキングの女たち』は大正期の野枝とかも生きた時代の戯曲だったらしく、『俳優についての逆説』の中でタイトルだけは知っていたがここに来て繋がるのは面白かった。

今日の楽屋はもっぱら次の発表会の演目の話題でもちきりだった。もちきりとはいってもタイトルは発表されておらず演出部とか一部の人だけ知ってる状態なのでみんな探り探りで情報が錯綜している。300ページ超えで大変ということだけはどうやらホントらしい。やばそう。熱い秋になりそうだな。

卒公ほど毎公演ヒリヒリした感覚がないのはいいことなのかよく分からない。卒公が特別すぎたのだとも思う。でも間違いなくやってよかったとは思う。
僕が知ってる数少ない戯曲を実際に演じられるというのは貴重なことだし、ここに来る前に名前を知っていた演出家に演出してもらえるというのも何気にすごいことだ。15年ぶりの登板にこれをもってくるU山さんはやっぱり鋭いなーと思う。

あと1日。あと1公演。バラシや打ち上げも含めて最後まで駆け抜けてやるぜ。

2017-08-04はしょにち!

今日は曇り。本番初日。

昨日の夜カウボーイビバップの天国の扉をみて、何を思ったかテラフォーマーズを見ながら寝落ちした。昨日やたらキスする男達を観察したせいか夢の中で僕も唇を奪われていた。

朝起きるとやや寝違えて首が痛かった。
湿布を貼る。
初日だけど焦りや気負いとは程遠いいつも通りな気分で電車に乗る。
初日なのでPerfumeのハンドサインTシャツを着た。2016年のチェンジ×チェンジの本番、わが町、女の一生、夏の夜の夢と常に本番の日はこの爽やかな水色のTシャツと決めている。
みんなにかわいいねと言ってもらえて嬉しかった。女子かよ。その都度Perfumeが好きというアピールになるのでこのTシャツは便利である。明日はドームTシャツでいこう。

12時から三回目のゲネ。ゲネを3回というのが新鮮であるが、やや疲れも出たらしくなんとなく回転量や熱量に不満が残る自分の演技。薄皮1枚及ばない感じ。終わってから右脚が妙に痛かったので昼にうどんを食べてイブを飲んだら治った。薬はすごい。
楽屋は昨日よりもみんな静かだった。
昨日は女の子からかわいい顔と言われて浮かれていたが、今日は男子から「男子でキスしないと死ぬってなったらべっぴーだから」と言われて焦る。「そのうち掘られるんじゃね?」という先輩。
ここは刑務所かマグロ漁船なのか。
同期と大河ドラマに出るなら何役っぽいか考える遊びをしたが、僕は徳川慶喜と言われた。名君と暗君二つ我にありやんけ。ある同期にジョン万次郎を配役できた瞬間は対戦相手も感服という感じで気持ちよかった。

18:30から本番。
みんなそれぞれソワソワしだして面白い。楽屋灯に切り替わったせいか、みんなの緊張が溶けだしたような気がした。
続々届く差し入れ。同期の親御さんからの手作りのいなり寿司とか先輩のお父さんから送られてきた柿の葉寿司とかシューアイスとかおかきとかおいしかった。いなりを2つ食べたせいで先輩の分がなくなったので詫びにアーモンドチョコをあげた。
で肝心の出番であるが、袖で手汗と足汗が滲んできて、へー緊張するんだーと思った。無意識までは操れない。
出来はと言うと昼の時よりは納得いく出来だった。お客さんも暖かくて結構笑ってくれてた。やはりお客さんあっての演劇というか、最後のピースがハマった感があった。鶏の骨の軟骨が中々口からいなくならないのは困ったものであるが、ここまで来たらがっつりやるしかない。
出番のあとの楽屋はまた観察したりおしゃべりしたり肩もみ屋さんをした。転校生感を払拭できてきてよい。相変わらず物静かキャラだけど。楽屋の席がクーラーから遠いので暑苦しい。色々席を渡ってみよう。

終演が9時半で、見に来てくれた高校の同級生と話した。
以前俳優についての逆説をやった時以来で見に来た子なので色々凄かった、ポッツォとラッキーが印象に残ったと言っていた。
せっかくなのでごはんを食べにいって仕事の愚痴とか聞いてあげた。
一番嬉しかったのは、彼の体調的に僕の出番が終わったら1幕で帰ろうと思ってたけどいざ1幕終わったら2幕も見たいと思ったから最後まで見たと言ってもらえたのがたまらんかった。お話はよく分からんけど引き込まれたという言葉も話半分に聞くとしても嬉しい。ストーリーという骨のない怪物をどうにか僕たち29人で仕留められているらしいぞ。
やはり本番は嬉しい楽しい大好き。差し入れもあるし、客出しで友達に会えるし、拍手貰えるし。ダメダメな稽古があったから今があると思うのは認知的不共和に対する敗北だろうか。
とにかくもシングルキャストなのであと2日3公演はこれを味わえる。

明日も同様に明瞭に中絶された過去の実験に照らし照らし合わせてやるぜ!

2017-08-03はゲネでした

今日は曇り。ゲネ。

昨日は何故かおなかがすいて夜ごはんを2回食べた。
お腹痛くならなくてよかった。
ゲネなので気合を入れるためにホルモンの腹ペコゾンビーズTシャツを着ていく。
豆乳で割らずに甘酒を飲む。やっぱりクセがあるのでまだ単体ではそこまで好きになれない。

ゲネの日はみんな慌ただしくなったりするので観察しがいがある。
あちこちウロウロする人、タバコを吸いに行く人、音楽を聴いて集中する人、男同士でキスする人たち、ごはんをやたら食べる人、スマホをつつく人。緊張してると無意識に心地よいものを選ぶというのが分かり、面白い。
僕はだいたい静かに緊張してる人を眺めるのが習慣になっている。 自分より緊張してる人を見ると落ち着くので。
それでも二月以来の舞台なので結構緊張してたらしい。
らしいというのは出番が終わって引っ込んだらかなりほっとしたからである。
で肝心の舞台の方はと言うと、大きなポカもなく出来たと思う。
客席が割と明るいので1人1人知ってる人を見つけられた。
タカハシさんが険しい顔してて怖かった。
ポカがないのがいいことかと言うとよく分からない。
自分でも楽しくなってきたが、楽しいことがいいこととも思わない。
いわゆるbep現象が無意識に発動してる気がして落ち着かない。楽日までこの感じだろう。
そこそこウケてたよと聞いたのでまぁひと安心しとく。

3時過ぎに休憩になったのでインスタントのうどんを啜った。
なぜかこのタイミングで「女の子みたいなかわいい顔」「ほんとキレイな顔しとる」とおだてられることがあり、地味に嬉しかった。今回は汚しのメイクもしてるのに……も少し汚そうと思う。
いつかオールメールシェイクスピアとかで女形やりたい。
舞台はわりとゲテモノというか境界者として女形を出すことが多いし、歌舞伎の例もある。化けるという上ではこの上なく強い指向性があるし。
デヴィッド・ボウイになりたやなりたや。
僕も黒いジャンプスーツとか似合うかしら。

二回目のゲネ。
正直一回目の疲れもあり、よく言えばリラックス、悪くいえば緩んでいた。
ちょっとアクションのキレが悪くなって怪我するかなーと思った。
思ったより出番から出番までが長いことがわかり、暇である。ここでもみんなの観察をする。
出番が終わった人から順にほどけているのはいつものことで、これからという人は張り詰めている。本を読む人、音楽を聴く人、係の作業をする人、おしゃべりに興じる人。僕は邪魔にならないように静かにしている。鏡に映った自分とにらめっこもよくする。ナルシストなので。シングルキャストで四公演あるのでこれがどう変わるのか楽しみだ。

「助けてくれる人のいないところで倒れたらどうするんです?」
「起きあがれるまで待つさ」
というセリフが好きになってきた。
流石はベケット。ちなみにこのブログのサブタイトルの言葉は涙というのはベケットの短編の中の言葉を借りている。ゴドーをやる前からベケットには興味があったのでなんというか数奇な話だ。

明日は初日。燃えるように、かくも青く、かくも静かに。

2017-08-02は場当たり

今日は曇り。場当たり。

夜に地震があった。
なぜか目が開いてうわー揺れてるなーと思った。
311の時は尾道の高校生だったので、記憶らしい記憶といえば船の待ち時間にみた千葉のコンビナートの火事とか、田んぼを侵略する波と逃げる軽トラみたいなニュース映像である。
その8月、岩手の陸前高田に取材にいかせてもらった。新聞部の活動である。
僕の人生を振り返ってもあれほど静かな海が怖かった瞬間はない。
海沿いに崩壊した野球場があり、その近くまで歩いていくと静かに寄せては返す海が突然襲ってきやしないかと思えて端まで行かずに引き返した。
瀬戸内海の島で育った僕にとって海は優しいイメージしかないのに、島影もなく水平線を見遥かすこの海は知らない人に思えて恐ろしかった。
コンクリートの基礎だけ残った街で電線とヒマワリだけが異様にかっこよいと思ってしまった。
原爆のあとの写真とかポストアポカリプス映画みたいな光景を実際にみると現実感が希薄なことがわかった。
まぁこの話はまたいずれ。

高校生の時に、東京の大学にいくのいいなーと思ったものだが断念した大きな理由は首都直下型地震が近いうちに来るのが怖かったというのがある。それから5年。まだ東京は揺れては平然としている。
カタストロフはいつか来るだろうか。
岡山の静けさが懐かしい。

今日も甘酒の豆乳割りを飲む。
いつもより集合が遅いが気を抜けない。

場当たりというのは、照明や音響との兼ね合いを見ながら本番とほぼ同じように始め、都度都度止めたりやり直したりするというやつです。
2月の卒公以来である。
そんなに止められないので本番の感じでやった。
前回の通しより反応が鈍かった気がする。
今日から小道具をリアル鶏の骨にしたのでややテンションが探り探りになった。生ゴミだと思うと嫌になるのでこれは使い回される食器だと思うことにする。ほのかに残る洗剤でお腹が壊れないかだけが心配だった。明日の分もキレイに洗った。
無事に完走できるように祈っていてほしい。

客席作りとかして今日は終わり。
話題の看板も取り付けられていた。
やっと僕も研修科の一員の気分にありつける。

明日はゲネ。ゲネが一番緊張するんだよなぁー。

2017-08-01は蒸し暑かった

今日は曇りのち雨のち曇り。0+1。

今朝はまた起きた瞬間に布団の重力が異常値を叩きだし、命からがら這い出た。
甘酒の豆乳割りを飲む。
曇りなのにえげつない蒸し暑さ。

家を出るあたりから「ふーいてくれよー」という歌詞が頭の中でずっと鳴っており、東京事変の曲なのは思い出せるが、曲名がわからず検索したら『私生活』という曲だった。
二年前辛い時は『電気のない都市』を聞いてお風呂場で泣いたりしたし、高校の時は『閃光少女』をきいて人生の指針にしようと思ったし、一時期は『恐るべき大人達』の歌詞の意味を考えてはウンウン唸っていたりした。
時期によって突然ある曲が輝き始めるのが事変の仕掛けた魔法というか、時限爆弾みたいな風情がある。

「追い風よ さぁ吹いてくれよ」

と切なげに歌う林檎さんの声にまた励まされた。

今日は照明仕込みの日なので午前中は山本ビルにて稽古。
来る度にもう二度と来ないなーと瞳に青色を焼き付けるが、また来てしまった。
掃除機も始まる前にかけられたので喜び勇んでやった。終わりの時もやった。
頭から気になるところを解きほぐす感じで順番にやっていく。
U山さんは「そろそろ夜うなされそう」とか人をくさす時のコメントに知性と諧謔があり韜晦でくるみきれてないあたりがとても好きだ。
僕らの時は前ほど熱っぽくなんでわかんないかなーとか仰らなくなった。
僕ができるようになったのか、諦められたのか。
出来てるといいな。出来てるんじゃないかな。知らんけど。

別の組の人のダメ出しで「いわゆるbep現象」というパワーワードが出た時は恥ずかしさもありつつ、名前を覚えられて現象に冠されたことに気恥しい喜びもあった。ということにした。
bep現象はあれです、ひとつのせりふにひとつのアクションが不器用にいちいちついてしまう人形劇みたいなやつです。不名誉だな。力んだら出ることが解明されていますが、解決はまだ研究途上らしいですよ。

5時に山本ビルを出ると小雨。
トボトボ歩いてアトリエまで戻る。
小道具用にスモークチキンを買って食べた。
果たしてお目見えするかしら。

照明が入っていてめっちゃびっくりした。
やはり照明は魔法だ。映画でも画面のルックを決める撮影監督がハリウッドなんかでは強い力を持つがまさに光によってこうまで印象が変わるかー!とワクワクした。これなら多分僕のアラも目立たないと思う。
2幕を同様にチャキチャキやっていく。
最後の異物感がすごく好きだ。僕はほぼ正面から見れるのでわりと楽しんでいる。

稽古後はみんなでごはんを食べる会があったが、お酒飲むとしんどくなるし、飲まなきゃいい話だけどそれもなんかあれかなーとなって結局そそくさと帰っている。打ち上げはちゃんと楽しめるといいな。
こういう時にスッと行けるって思えるようになりたいけど、まぁうじうじ考えてもしょうがない。

明日は場当たり。明後日はゲネ。
あっちゅう間あっちゅう間。
なんとかなる。要するに意思の問題さ。

2017-07-31の渇き

今日は晴れ。ほぼ屋内にいたのでわからないけど。1。

4時に目が開いてうわーっと思って二度寝したら7時半でとても焦ったが、普通に間に合った。
甘酒の豆乳割りを飲んだ。
今日は9時から自主稽古。

稽古終わりで少し寝た。教室に居場所がないオタクみたいな寝相で机に突っ伏して。
今日嬉しかったことは、以前コーヒー買ってこいよと絡みながらコーヒー買ってくれた同期の女の子が「最近元気ないね?」と何気なく衣装の汚しをしながら言ってくれたことである。人の優しさに触れるのが久々すぎてあやうく惚れるところだった。ええ子やなーと思った。
どうやらぼくは3月に比べて元気がないらしい。
自分ではこんなもんな気がする。元気がない方がニュートラルな気もする。でもそうじゃないのかもしれん。
あんまり目を合わせたくないだけで本当はしんどいのかもしれない。
まぁ無理はしてるとは思う。
一回目の発表会に出られなかった分の憂さやフラストレーションをぶつけて発奮して覚醒するはずだったのに、いつのまにか羽ばたき方を忘れてしまったのかもしれない。
飛んでみようとしたら脚がくくられているとか、羽根が折れてたとか気が付かないクセにやられている。

げんなりしててもしょうがない。
今日は抜き稽古をやって二幕の通しをやり、5時から初めての通し。本番まであと3日というところで初めて通し。
演出家の鋼の心臓に畏れを覚える。
前回の一幕通しよりは、動けた気がするがどうだろうか。
やってもやってもわからない。
今日はあー汗かいてるなーとか一歩引いて考える余裕があった。
まだやっててドライブしてるというか、舞台上で自由になれた瞬間がない。叫ぶシーンでやや解放された気分はあるが、叫ぶ演技が熱演みたいに言われるの嫌いなんだよ。
邦画の感情全部絶叫みたいなのに吐き気を催す質なので。舞台と映画は演技のリアリティーラインが違うので一概には言えません。
そんなだから今日も省エネといわれるんだろうな。
衣装を二層式の洗濯機で洗って、排水されてないところに手を突っ込んだら袖まで濡れてびっくりした。慌ただしい退館。焦らされるのは苦手だ。

帰りの電車で方向が同じ同期と一緒になった。珍しく人と話す楽しい帰り道。
会話の途中で「もっとブログ感だしていいんすよ~?」と言われてなんのことや?と思った。
どうやら別の同期が僕のFacebookを見せていたらしく、ズバズバ言うやつと思われていたらしい(ブログと言ってたがFacebookのことらしかった)。「(文章より)柔和~」と言われた。
ブログやFacebookに長々文章を書く僕も僕だし、舞台上でアタフタしている僕も僕だし、
これこそが素とか本当の僕というのはない。
月の見えてるところを正面というのに似ている。
光の当たり方で呼び名が変わるのにも似ている。

よく人の見せない面を闇だなんだと持て囃してさもそこに真相があるように色めく輩がいるが、そんなに簡単だったらどんなに楽だろう。
そういうことに悩んでる人は平野啓一郎の分人主義の本を読みましょう。僕はそれで随分楽になりました。

今日で残り日数カウントダウンは1だが明日も稽古があるので0+1である。明後日は場当たり。明明後日はゲネ。その次は本番。
早い。早すぎる。
それから逃げ切りたいような、同時に追いつけそうなものの名はきっとゴドーだ。

2017-07-30の執着

今日は小雨のち曇り。2。

昨日の夜『きっと、うまくいく』を見直した。
アーミル・カーンの若さと楽しいこと盛りだくさんなインド映画のエンターテインメント力に少し勇気づけられる。大事なのはお話の筋よりも歌と踊りによる彩りというのは、何にでも通じる気がする。最短距離を最速で進むだけでは得られるものは存外少ない気がする。

今日も甘酒の豆乳割りを飲んだ。
家を出るのが1番苦しい。いきなりボス戦の風情だ。
傘を持っていく。
今日は2幕からなのでついつい眠気との戦いが多かった。
一昨日擦りむけた左膝の怪我を観察する。
傷痕というのは直視しがたいグロテスクさと目を離せない異類の魅力があって面白いと思う。膝を擦りむくなんて中学生以来なので人体の不思議を思う。
組織液で表面が濡れている。しばらくすると乾いてくる。この仕組みで進撃の巨人の世界の壁も出来たのかもしれんなーとか考えていた。

明日は9時から自主稽古なのでうげーとなっている。
少しずつ開発される原生林のような僕のゆったりしたテンポ。
やるしかない。戦争もきっとこんな感じだろう。
9時から9時まで。生きて帰りたい。

日曜なのでTSUTAYAにいった。
さすがに来週本番で返しにこれるか、というか見れるか怪しかったが、かれこれ20週近く続けている習慣を曲げるのがひどく恐ろしくなり意地で5枚だけ借りた。準新作100円だったから何かの縁だろう。PKとかテラフォーマーズとか借りてみた。
盆に帰省する時は諦めることになるだろうが毒を喰らわば皿まで。今年は映画狂に磨きをかけるんだい。

そういえば昨日7/29はシン・ゴジラ公開1周年だった。
去年深夜の最速上映にいって感動しすぎて泣いて動けなくなり、ロビーに戻ったが早いか二回目のチケットを買っていた。それから結局4回見た。
あんなに興奮できるからやはり映画は好きだ。2015年のマッドマックス怒りのデス・ロード、2016年のシン・ゴジラと人生を変える映画に出会っているので今年も期待したい。
早く映画館の暗がりで1人になりたいものである。